信夫山

初版作成1999/10 金抗口追記2021/04

福島県福島市信夫山 (金産地)

福島市の信夫山は、福島市の中央にそびえたつ山で神社や公園があり「わらじ祭りで有名」市民の憩いの場になっています。
この信夫山の北側に面した場所に昔し陶土を採掘した場所があります、一時期この信夫山では金を採掘した記録があります。
金の採掘跡と陶土の採掘跡を紹介します。

産出鉱物
金・銀など可能性大(採集して顕微鏡などで確認出来ないので推測です)

金の採掘跡

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北側の金抗跡

南側の金抗跡南側抗口内部


陶土の露頭

陶土の露頭入口陶土の露頭跡
右手の露頭マンガン貫入で紫色の陶土

信夫山は、山全体が陶土の山でこの陶土の中には珪化した部分があちこちに分布し珪化の強い部分や銀黒帯などもあり
マンガンが貫入した場所などはピンク〜紫色に変色しています、珪化した銀黒帯に金が含まれている可能性があります、
現在は採集禁止になっていますが陶芸家が陶土の一部を採集した跡なども見られます。


信夫山に行くには、東北自動車道の福島飯坂インターで降り国道13号線を福島市内方面に進みます。
インターより4Kmで信夫山のトンネルに入る、トンネルを出たら左折し信夫山羽黒神社方面に進行
信夫山に登って行く、陶土の露頭は山の周回道路に面した北側にある。


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