雨塚山

宮城県白石市雨塚山 (紫水晶産地)

最終更新日1999/11/22

宮城県白石市雨塚山は、紫水晶の産地として有名です。
紫水晶を採掘し水晶の印章に加工したようですが、紫水晶の印鑑はさぞ豪華な物だったろう。
現在は、非常に荒れた産地になっており産出量も少ない、松の木など倒れており、残念です。

産出鉱物
紫水晶・黄鉄鉱・黄銅鉱など

林道入口産地手前の右側広場の鉄鉱石採掘跡
産地のズリ産地中央部のズリ
倒れた松の木倒れたばかりの松の木
枯れた松の木紫水晶の採集風景

雨塚山も10年ぶりに訪れてみたが、昔からするとだいぶ様相が変ってしまってます、ズリがほとんど掘り返されており
松の木があちこち倒れており荒れた産地になっていました、昔はズリの表面採集や2〜3時間掘れば2〜3本見つかった
ものだが最近は1日やっても1〜2本紫色したのが見つかれば良いほうです、木の根本を掘ったままにし松の木などが倒
れてしまっているのは非常に残念なことです。


雨塚山に行くには、東北自動車道の国見インターで降り左折し小坂峠方面に進みます。大きな鳥居をくぐり峠を登り上げると
右手に峠の茶屋があり宮城県になる峠を下り上戸沢部落を過ぎ下戸沢部落の先でT字路になり国道113号線に出るこれを
右折し、右手に赤井畑郵便局が見えてきます、更に少し進むと右手に山川商店があり、この山川商店の手前脇に右手方向
に林道入口がある、この林道(現在は林道だが昔の国見〜白石地方道で通行止め) を入り約4Kmで紫水晶の産地に着く
林道の左手にズリを掘り返した跡が無数にある、このズリを掘って「目のこまいふるい」に入れ水晶をさがすのだが最近は
ズリのほとんどが掘り返されており1m〜1.5m以上深く掘らないと見つからないようです。


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