蒟蒻( こんにゃく )の花


蒟蒻の花が咲くのは4年芋以上作付けされた物でないと花が咲かないので産地でも蒟蒻の花を見る事は珍しい。
「蒟蒻芋、こんにゃく玉(直径15〜20cm)」ですが、「おでん」などでおなじみの蒟蒻の原料として蒟蒻芋が栽培されています、 蒟蒻芋は1年芋、2年芋、3年芋とあり産地では3年間栽培し、3年芋を出荷し洗浄後、薄くスライスし乾燥させ製粉し 蒟蒻粉として流通します、蒟蒻工場では蒟蒻粉を練り石灰の粉を混ぜた熱湯で煮て蒟蒻製品となります。

栽培畑では3年で出荷されてしまうので花は見れない、路地などの長年生えているのに花を着ける。

「蒟蒻の花」は、5月の中旬〜6月上旬に紫がかった海老茶色の変わった形の花が咲きます。
丈が約1メートル30センチになり大型の花を着け花が終わってから葉が地下部より出て来る。

 海老茶色の花
 写真クリックで拡大 kon_0063.jpg 970KB
 独特の形状の花
 写真クリックで拡大 kon_0062.jpg 930KB
  
 花の長さ約50cm
 写真クリックで拡大 kon_0064.jpg 978KB
 花の拡大
 写真クリックで拡大 kon_0066.jpg 900KB
  
 茶畑から花が咲いた 少し小ぶりの花
  
 夏場の蒟蒻畑 夏場の蒟蒻の葉

蒟蒻の花は、茨城県久慈郡大子町上小川駅の近くで平成12年5月21日に撮影したもの。

さといも科の多年草、初夏に紫色をおびた茶色の花を開く。球茎は「こんにゃく」の原料。


前のページに戻る